あらすじ
ハッカー(hacker)とはIT技術に精通した人を指す。転じて、コンピュータ技術を悪用して他人のコンピュータに侵入・破壊を行なう者を指すことが多いが、この用法は誤用が定着したものなので使用すべきでないとする人も多い。
本来、「ハッカー」という用語には悪い意味はなく、むしろ高い技術を持った人々に対する尊称として使用されていたことから、古参の技術者などの間には、技術を悪用する人々は「クラッカー」(破壊者)と呼んで「ハッカー」とは区別すべきであるとする主張も根強くある
帝都銀行のIT部門を退職した成瀬絵理子は、ITセキュリティ会社『ガイア(GA1A)』に転職した。この会社は恵比寿のインテリジェントビルのワンフロアを借り切っていて、警察が対応できないITに関するトラブルを解決する会社だった。
ガイアの代表はスーパーハッカーである那智で、社員には、どんなセキュリティホールも見つけてしまう若くてイケメンの霧旗、どんな掲示版もメールものぞきに行く『のぞき屋』、何でも調達してくる『手配師』など、それぞれ個性豊かなハッカーたちが7名いた。
そこで個室を与えられた絵理子は、それまでの銀行のシステム開発担当から比べると破格の待遇に驚いた。新しい会社はそれまでの銀行と考え方も業務も内容も全く異なっていることを知り、戸惑ってしまう。
絵理子は、霧旗とともに数々のITトラブルを解決していく。