あらすじ

長編や連作に挑むと、登場人物の行動に生まれる“微妙な違和感”が気になって手が止まる。 一方で掌編は、日常の一瞬を「一撃必殺」で切り取れる。絵を十六年描いてきた思考の癖もあって、長い線より強い点の方が自然に書けるのだと思う。 そして掌編がいちばん効くのは、日常の小さなモヤモヤを言葉にして昇華できること。放っておけば澱になる感情を、意味づけし、距離を取り、形にして棚に置く。そうすると心の中では「対応済み」になり、また次の出来事にも向き合える。 モヤモヤを作品に変えることで、自分の輪郭が少しずつ見えてくる——そんな創作論。

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カクヨム
カクヨム2026/02/28
  • 現在の作品【創作論】モヤモヤを作品に変える