あらすじ
ブロンティ公爵令嬢マリアンは、幼い頃から想い合っていたエドワード王子と婚約し、王宮で王太子妃教育を受けながら幸せな日々を過ごしていた。
けれど、宰相である父と国王の対立が深まるにつれ、王子との距離は少しずつ遠ざかっていく。
そして運命の日――
王立学院の華やかな祝宴で、彼女は突然婚約を破棄されてしまう。
さらに現れたジェイ王子の求婚も、甘い言葉の裏に隠された策略だった。
宮廷の陰謀に翻弄され、命を落としたマリアン。
――しかし、次に目を覚ましたとき、彼女は幼い自分へと戻っていた。
今度こそ、家族を守る。
今度こそ、すべてを失わない。
そのために彼女が選んだのは――
未来に王となるかもしれない若き子爵ティムのもとへ赴き、契約結婚を申し込むこと。
だが――
彼女が見た“未来”は、本当に正しかったのか。
これは、リタルド王国最後の王妃エーリカが、王国転覆前の最後の一週間に動き出す物語。