あらすじ
"そのまま彼女は私に身を寄せてきて、私の唇にキスをして。
私たちはソファに倒れ込んで。
彼女は妹であって妹じゃないし、小学生であって小学生ではなくて。
この物語は、フィクションだった。"
無職アラサー独身女であり、百合オタクであり、金欠に苦しむ私は、ある日自室で2008年に製作された百合ギャルゲーを見つける。
買った覚えもないし、少々この手のジャンルに詳しければまず存在するはずがないと断定できる、百合ギャルゲーなんていう代物。それを興味本位で起動した私は、目が覚めたらその百合ギャルゲーの主人公になっていて――
小鳥遊(タカナシ)なツンデレ幼馴染、めちゃくちゃ喧嘩が強いボクっ子生徒会長、金髪縦ロールお嬢様、百合オタクの銀髪外人少女、ついでに非攻略対象キャラの妹――あまりにも"あの頃"すぎるヒロインに振り回され、突っ込みを入れながらも日々は過ぎていく。
そんなある日、ゼロ年代な日常を揺るがす殺人事件が起きて――