あらすじ

芳寧《ファンニン》は、生まれつき重度の白内障で、光や輪郭しかわからない。茶館で働く茶博士の父とつましく暮らしながら、茶の火入れ作業を学びつつ生計を支えている。ある夜、彼女は通りで殺人事件に出くわしてしまう。「誰にも言うな」と脅され、帰宅した翌日、ならず者にからまれたところを、ひとりの若者に救われる。持っていた香り袋を届けてほしいと言われ、弟分の安茶《アンチャ》と向かった宿屋で、昨夜「誰にも言うな」と脅迫してきたその声の主とばったり出会う...。

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カクヨム
カクヨム2026/02/28
  • 現在の作品白い霧の向こう ― 茶馬道を北上する血の臭いが行きつく先は、白い瞳の少女が過去を失った場所だった ― そして初恋物語