あらすじ

災害から数週間。 支援物資は届き始めたはずなのに、町はまだ飢えている。 役所の前にできた“配給の列”には、曖昧なルールしかない。 並び方は日々変わり、噂と圧力だけが正しさを決める。 守らなければ配られない。守っても、理由は説明されない。 列に並べば生きられる。 でも列が進むほど、人が減る。 減った人の行き先は誰も言わない。 ただ、列だけが救済の顔で前へ進む。 最前列は、受け取る場所じゃない。 ――差し出す場所だ。

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カクヨム
カクヨム2026/02/28
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