あらすじ
フィクションと呼ばれる怪物が跋扈する帝国。
村を襲った怪物によって家族を失った軍人アルド・ヴェインは、討伐部隊の中でも“滅茶苦茶な強さ”と噂される男だった。
そんな彼に下されたのは、内務省管轄《帝国文書監理局》への出向命令。
任務は――有害指定図書、通称「禁書」の回収。
怪物を狩るために軍に身を置いてきたアルドにとって、本の取締など興味はない。
だが、最重要有害指定図書《禁書X》三冊の回収に成功すれば、新設されるフィクション殲滅部隊の指揮権を与えると約束される。
監理局の若き取締官レティシアとバディを組み、アルドは禁書の噂を追うことに。
復讐のために戦う軍人と、禁書に魅せられた監理局官。
出会いと使命が交差するとき、帝国を揺るがす禁書Xの影が動き出す。
これは、禁じられた本を巡る物語の序章である。