あらすじ

宇宙のどこかに存在する謎の天体――兄さん集結星。 そこでは年に一度、全宇宙から“胸板の厚い兄さん達”が集結する。 着地の衝撃で星の自転がわずかに狂い、笑い声で隕石の軌道がズレ、汗の熱気で街の洗濯物がよく乾く――そんな迷惑なのか有益なのかわからない現象が次々と発生。 ハンカチで乾杯し、筋肉と会話し、三角筋の尊厳を守り、意味のない円陣で宇宙に熱波を放つ兄さん達。 なぜ集まるのか? 答えはない。 ただ「そこに星があるから」という謎理論のもと、ムサ苦しさを誇りに変え、汗を光らせ、夜空を笑いで裂く。 やがて夜明けとともに兄さん達は去るが、星はほんの少しだけ明るくなっている。 それはきっと―― 兄さん達の、無駄に熱い魂と汗の残光である。

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エブリスタ
エブリスタ2026/02/26
  • 現在の作品兄さん集結星