あらすじ
遠い海の向こうから、
“肌の白い人々”がやって来た日――
少女の運命は静かに動き始めた。
小さな帝国で暮らす、ごく普通の少女がいた。
文字も、歴史も、世界の広さも知らない彼女は、
ある日、不思議な青年と出会う。
どこか恐ろしく、けれど誰よりも美しいその人は、
この国を変えてしまう存在だった。
言葉の通じないはずの彼と、なぜか心が通う理由。
忘れられていた過去。
迫り来る、帝国の終わり。
それでも
「あなたを好きになったことだけは、間違いじゃない」
滅びへ向かう世界の中で、
無知だった少女は“選ぶ”ことを知っていく。
例え全てを失おうとも。
これは、運命に抗う恋の物語。