あらすじ

「俺という存在を誰かの記憶にとどめなければ、俺は生きていても死んでいてもどうでもいい存在へと堕ちていく」 桐原要の身体には、「俺」と『僕』の二つの人格がある。 感情は”処理”。笑えと言われたから笑う、周りが泣いているから泣く。友達になってと言われたからなる。そんな感じの人間関係。 記憶は日々歪んでいき、語りも誰かに浸食されていく。 彼の脳内に響く“アイツ”の声。 その声の背景には、必ず本当の両親の死体が転がっている。 桐原要にとって憎まないといけないはずのやつ。 そんな奴に自分が侵されているという屈辱、恐怖、疑問 誰かが自分を語っている。 誰かが自分を乗っ取ろうとしている。 そんな、怪奇的事情を抱えながらも桐原の周りには 常に不可解な事件が渦巻いていた。 行く先々で、 異端殺人事件が起きる“ジンクス”がある犯罪心理学者の「霧原枢」 その霧原の恩師でありながら、4年前に謎の失踪を遂げた「私賀元」の娘である「的場哲子」 ――これは、人格乖離者たちによる、語りの螺旋奇譚…。

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小説を読もう2026/02/28
  • 現在の作品Criminal Aspecter ー人格乖離者たちの螺旋奇譚ー