あらすじ
とある日の昇る島国に、『大江ノ国(おおえのくに)』という鬼の住む国があった。
そこで暮らす少女鬼『八雲(やくも)』は、尊敬する父・『黒の酒呑童子』に憧れ、もっと強くなる為に強者に挑んで戦う日々を送っていた。
そんな彼女の側には、いつも幼い時から面倒を見てくれている叔母・『珠(たま)ねえちゃん』がいた。八雲にとって父と並んで大好きな家族の1人であった。
ある日、珠ねえちゃんの元に、佐渡の豪族鬼『金斬(きんざん)』から武闘大会の招待状が届く。それは女鬼だけが出場を許される大会で、金斬が自分に相応しい花嫁を優勝した者の中から選ぶというものだった。
そして何と『珠ねえちゃん』はそれに渋々参加する事になってしまう。
珠ねえちゃんが大好きな八雲は、「珠が知らない男鬼と結婚させられるかも」と聞いて不安になる。
そしてあれこれ考えた結果、ある事を思い付く。
「そうだ!!あたしも大会に参加すればいいんだ!
あたしが優勝すれば、姉ちゃんは金斬と結婚しなくて済む!」
それだと確信し、八雲は珠と一緒に意気揚々と佐渡ヶ島へと旅立つのだった。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、舞台は実在の佐渡島を参考にしておりますが、鬼と人間が共存するパラレルワールドの佐渡なので、こちらも一切関係はありません。(あくまで個人の趣味で応援しています)
※『夜行鬼』の続編ですが、前作を知らなくても読めます。
※続編として読む方は、前作と毛色が結構変わっていますので、合わなかったら閲覧を中止してください。
●前作と違う点
・男女比逆転
・グロ要素はややマイルドに
・大人の話増加(全年齢の範囲で)
・軍記要素、反戦要素なし