あらすじ
夜の路地裏にひっそりと佇むゲイバー「ハニー・ナイト」。
ママのはちみは、男が好きな男。
紫のドレスを纏い、毒と優しさを混ぜた言葉で、客の本音を暴き出す。
この店に辿り着くのは、
誰にも言えない悩みを抱えた大人たち。
若さに執着する男。
“正しい妻”であろうとする女。
出世と罪の狭間で揺れる若者。
けれど、はちみ自身にも消えない過去がある。
二十年前の火災事件。
燃え残った記憶。
ここは、嘘を置いて帰る店。
一話完結連作
大人のための夜の再生譚。
■ はちみ(蜂谷 光)
48歳。ゲイバー「ハニー・ナイト」のママ。男が好きな男。
二十年前の火災事件と関わりを持つ。
■ 榊原 恒一
52歳。大手不動産会社・東央開発の部長。若さに執着する男。