あらすじ
冒険者が行き交う街、フォルネア。
南門側のベルン通りの角で、
リラは小さなパン屋を営んでいる。
肩に乗る小さな魔獣オモチとともに焼くパンは、
いつの間にか、冒険者たちの定番になっていた。
ダンジョンへ向かう前の朝。
仕事の合間の昼。
太陽の日の前の買い込み。
この街では、世界を救う出来事は起きない。
あるのは、今日をちゃんと暮らす人たちの生活だけ。
基本は一話完結。
ときどき、少しだけ続く話。
ほのぼのとした日常の中で、
パンの匂いと、人との縁が少しずつ広がっていく。
冒険者の街で、今日もパンが焼かれている。