あらすじ

あらすじ 岐阜・関ヶ原の地盤沈下によって分断された日本列島。 東の 日照国(JAPAN LIGHT) と西の 日輪国(JAPAN RING) は、互いを牽制しながら緊張状態を続けていた。 国家間の対立に翻弄され、ついに国籍を捨てた晃と柚希。 二人が辿り着いたのは、どちらの国にも属さない“空白地帯”。 そこには同じように祖国を失った越境者たちが集まり、小さな共同体を築いていた。 二人は決意する。 逃げるのではなく、「第三の選択肢」を示すことを。 だが、その配信は両国の政府を刺激し、 やがて“国なき者たち”は体制への脅威として認識されていく――。 分断された世界に、新しい境界線は引けるのか。 それとも、境界そのものを消せるのか。 恋から始まった物語は、 やがて国家を揺るがす思想へと進化していく。 登場人物 神谷 晃(かみや あきら) 日照国出身。元港湾管理局職員。 冷静で理性的だが、内に強い意志を持つ。 国籍を捨て、“越境者”として生きる道を選ぶ。 現実的な戦略担当。 須藤 柚希(すどう ゆずき) 日輪国出身。元国立研究機関翻訳官。 言葉の力を信じる理想主義者。 共同体の“声”として世界へメッセージを発信する。 精神的支柱。 ⸻ ハーフ(空白地帯)側 ミラ 共同体の実質的リーダー。年齢不詳。 元外交官という噂があるが詳細不明。 国家の論理を熟知しており、冷静に状況を読む。 真鍋 直斗(まなべ なおと) 日照国出身の若手エンジニア。 通信塔の構築を担当。 晃を兄のように慕う。 高城 玲(たかぎ れい) 日輪国出身の元記者。 国家の情報統制に疑問を抱き越境。 記録係として“ハーフ”の活動を世界に残す。 ⸻ 日照国側 安西 透(あんざい とおる) 日照国・安全保障局幹部。 理知的だが冷徹。 “ハーフ”を潜在的な脅威と判断。 ⸻ 日輪国側 鷹宮 義孝(たかみや よしたか) 日輪国・国家調整室の実務責任者。 対話派を装うが、本質は現実主義。 共同体を外交カードとして利用しようとする。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/27
  • 現在の作品DAYBREAK