あらすじ
「愛など期待するな。これは呪いだ」
運命の儀式の日、帝国最強の騎士・アルフレッド公爵は、番(つがい)となったリリアを冷たく突き放した。
魔力なしの『偽聖女』と蔑まれてきたリリアは、その言葉を文字通り受け取り、「自分は彼に疎まれている」と確信する。
しかし、移住した公爵邸で待っていたのは、想像を絶する『過保護』という名の監禁生活だった!
歩けば抱き上げられ、食事は口に運ばれ、夜は逃がさぬよう抱きしめられる。
リリアは恐怖した。「これは、私を無能だと見越した、逃げ場のない管理拷問だわ!」と。
ついに精神の限界を迎えたリリアは、せめて命だけは助けてもらおうと、涙ながらに嘘の愛を叫ぶ。
「愛していますから、どうか殺さないで!」
……その瞬間、公爵の理性が木っ端微塵に砕け散ることも知らずに。
不器用すぎて「死神」と呼ばれる男と、生存本能で愛を偽る「崖っぷち聖女」の、一生噛み合わない溺愛ラブコメディ!