あらすじ

素材の重さが申告と合わない。鑑定書の書式がおかしい。冒険者が持ち込む報告書には、いつもどこかに嘘がある。 辺境の小さなギルド支部で、受付嬢ナタリアは今日も一人、帳簿を武器に冒険者たちの嘘と向き合っている。剣も魔法も使えない。でも素材を見る目と、数字の辻褄を見抜く勘だけは、誰にも負けない。 持ち込まれた棘鱗の産地が違う。新人冒険者の目が妙に鋭い。腕のいい薬師が素性を隠している。書類を処理するだけの毎日のはずが、カウンターの向こうには不思議な人々と、小さな謎が絶えない。 一話完結の日常謎解き。辺境の受付カウンターから覗く、冒険者たちの嘘と真実の物語。 ——この世界には、他にも物語があります—— 『蒼き樹海の案内人』(冒険ファンタジー) 『癒した手が人を殺すと知ったので、聖騎士団を辞めて辺境で薬屋を始めました』(スローライフ) 『その遺物、面倒な匂いしかしない』(港街ミステリ) ほか、同じ世界を舞台にした作品を展開中。どこから読んでも楽しめます。

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カクヨム
カクヨム2026/02/27
  • 現在の作品辺境ギルドの受付嬢ですが、冒険者の嘘は帳簿でぜんぶバレます