あらすじ
「アメイ!貴様との婚約を破棄する!いつもジメジメと雨ばかり降らせる陰気な木属性の女など、王妃にはふさわしくない」
ケーイレの腕の中には、太陽のような金髪を持つ男爵令嬢、サニーニが抱かれている。アメイは前世の記憶を持つ転生者。日本では気象予報士として働いていたのである。が、公爵令嬢として転生し木属性の魔法を使い、植物の蒸散作用や大気中の水分をコントロールして天候を操る術を編み出していた。偉いぞ自分。
「……そうですか。雨は、明日の晴れのために必要なのですがねえ。はぁ」
答えたら怒鳴られた。
「うるさい!サニーニの光魔法があれば国は毎日が素晴らしい快晴になる!泥にまみれた植物の世話しかできない役立たず。さっさと出ていけっ」