あらすじ
家の借金と引き換えに悪名高い金貸しの九十九(つくも)家に嫁ぐことになった一条あぐり。祝言の席で義母らに辱められ、代々男子が短命な家系のために一年以内に子を成すようにと命じられる。自分の役割を覚悟をする一方で、あぐりの心を支えていたのは、幼い頃に出会った想い人「蘇芳(すおう)」の存在。彼こそが当主であると信じ、かすかな希望を胸に初夜を迎えるが…。「おまえを抱くのはただの鬼だ──」鬼の面を付けた当主に告げられたのは残酷な事実で!?呪われた家の「鬼」と捧げられた「花嫁」。二人の結婚は、陰謀渦巻く九十九家にさらなる争いを招く──!!