あらすじ
貿易業が盛んなヴァンハルト王国で、数百年前に人々に見守られながら孵化したデュケイン、エミリオ、リヴィアの3頭のドラゴン。人間への愛情と保護欲を持つ彼らはトレーナーのフィルとその家族を囲い、記録的な大寒波が猛威を振るう一夜を静かに過ごすことになった。
しかし、3兄弟の紅一点リヴィアにとって、寄り添うべき幼き存在がもう1つあった。
〈私は実の母親ではない。でも…〉
胸に秘めた“ある想い”を果たすため、彼女は吹雪の中を飛び出す。
「グリフォンの里Ⅱ」で心強い味方として登場したメスドラのリヴィアのキャラをより濃厚にしつつ、彼女たち3頭のドラゴンがヴァンハルト王国に託されることになった経緯を“兄妹愛”と“母性”をテーマに描くスピンオフ作品。