あらすじ
「かわいくなくて良かった」──駒田真知子は、自分の平凡な容姿を心の底からそう評してきた。恋愛に巻き込まれず、誰からも狙われず、平穏な人生。それが真知子の望みだった。
しかし社会人となり、隣の席の町田航平を好きになってしまう。「私なんかに振り向くはずがない」と諦めていた真知子だったが、社内一の美人・桜井から「身の程を知れ」と告げられ、深く傷つく。
親友の翠に背中を押され、真知子は自分の本音に気づく。本当は、ずっとかわいくなりたかった。認めたくなかったその気持ちを受け入れた時、真知子の人生が動き出す。