あらすじ

北新地の本通りから外れた、古びた雑居ビルの3階。 そこには、深夜2時を過ぎると「歴史」が迷い込む不思議なスナック『とこしえ』がある。 脱サラして店を継いだ若きマスター・黒崎澪を振り回すのは、現代に転生した美しき女傑たち。 知略で太客を転がすナンバーワンのクレオパトラに、コテコテの大阪弁で客を絞り上げる尼将軍・北条政子。そして、シャンパンを景気良く空けては店をパニックにするマリー・アントワネット――。 訪れるのは、中間管理職の悲哀に満ちた織田信長や、後悔を抱えた英雄たち。 「……マスター。今夜も、俺の『業』を飲み干してくれるか?」 どんな酒にも酔わない『鉄の肝臓』を持つ秋良は、今夜もグラスを拭きながら、彼らの本音(毒)を浄化していく。 浪速の夜に、時を超えた乾杯の声が響く――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/02
  • 現在の作品偉人ボトル、入りました。〜北新地の路地裏スナック、今夜も歴史が炎上中〜