あらすじ
公爵令嬢ユリアナは、実の妹と婚約者の王太子によって「偽聖女」の汚名を着せられ、無念のうちに断頭台で処刑された。 しかし、死の瞬間に固有スキル【因果逆転(アカシック・リバース)】が覚醒。彼女は記憶と力を保持したまま、12歳の魔力判定儀式の日へと回帰する。
今世のユリアナに迷いはない。儀式の場において、前世で奪われた因果を全開放。測定不能の神域魔力を叩き出し、王家すらも恐怖でひれ伏させた。 もはや「聖女」としての慈悲など残っていない。彼女は自ら国を捨て、最果ての地に伝説の魔王を「下僕」として召喚。瞬く間に白銀の巨城と、大陸で最も豊かな新国家『ユリアニア』を築き上げる。
一方、ユリアナを失った王国は急速に衰退。焦った王太子や妹、隣国の覇王までもが彼女の力を利用しようと押し寄せる。 だが、ユリアナに挑む者はすべて、そのスキルによって「英雄の資質」や「王の威光」を物理的に奪い取られ、ただの無能な労働者へと転落していく。 「復讐? いいえ、これはただの『整理』よ」 最強の魔王を侍らせ、奪い取った因果で世界を造り変える。史上最も冷酷で、最も圧倒的な元聖女による、無双の建国記が幕を開ける。