あらすじ

魔王軍の最底辺雑兵・カイは、戦闘力ゼロの落ちこぼれ魔族。 剣も魔法も使えず、戦場では常に逃げ腰――ただ一つ、人並外れて“運がいい”だけの存在だった。 ある日の防衛戦。 勇者の必殺攻撃を偶然弾いてしまったことをきっかけに、なぜか勇者軍が総崩れ。 それを見た魔王軍は大混乱。 「……まさか、あれが噂の切り札?」 「敵を動かさずに制圧する“静の戦術”だと……!?」 こうしてカイは、 「何もしていないのに最強」 「考えていないのに最深の知略」 「立っているだけで戦争を終わらせる男」 として、魔王軍の救世主に祭り上げられてしまう。 本人は「全部偶然なんだが!?」と必死に否定するも、 魔王は彼を側近に抜擢、 魔族たちは伝説として崇め、 さらには魔王の娘にまで意味深な視線を向けられる始末。 一方、敵国の勇者たちは彼を 「正体不明の最恐存在」と誤認し、 勝手に恐怖し、勝手に撤退していき――。 逃げたい雑兵と、勘違いが止まらない世界。 これは、運だけで英雄になってしまった男の、 明るく笑える勘違いファンタジー戦記。

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小説を読もう2026/02/02
  • 現在の作品戦闘力ゼロの雑魚魔族、運だけで魔王軍の救世主と勘違いされる