あらすじ
霧に包まれた都市国家ネブロシア。この街を真に支配するのは、契約魔術を操る五大ファミリー。
感情を持たない孤児・エリオは、自らの影が意思を持ち、語りかけてくることに気づいていた。ある日、影を操る一族「ヴォルペ家」に引き取られた彼は、粗野だが不器用に優しい教育係ダンテと出会う。
初めての暗殺任務。引き金を引けないエリオは、影に殺害を実行させる禁断の選択をする。その代償として、影は独立した人格「カゲロウ」となり、エリオへの歪んだ独占欲を見せ始める。
五大ファミリーの思惑が交錯する中、エリオとダンテの関係は師弟から運命的な絆へと変わっていく。一方、美貌の死の術師ルカと、彼に仕える獣化能力者クロウは、主従の枠を超えた感情に苦悩する。
十年前の「影の虐殺」事件の真相、街の外からの脅威、そして契約魔術の起源に隠された秘密__。
失われた心を求める少年の旅が、やがて世界の運命を変えていく。
血と誓いで結ばれる、マフィア×ダークファンタジーBL叙事詩。