あらすじ
オウカ王国の地方都市で警備隊員として働くアランは、魔物討伐の任務をきっかけに「呪い」を背負った。
仲間を失った喪失感と呪いの症状に苦しみ立ち直れずにいたところ、
昔からの恩人であるロバートから王都警備隊へこないかと誘われる。
隊長として一つの部隊を任されることになり、王都警備隊の本部へと足を運んだアランが出会ったのは、
幼い頃によく一緒に時間を過ごしたテッドだった。
懐かしさを覚える一方で、彼にまるで初対面かのように振る舞われたアランは困惑する。
しかし、呪いを抱えた自分が昔のように彼と接していいものかという気持ちが、思い出を口にさせなかった。
戸惑いや疑念を抱えたまま時間を積み重ねていく中、呪いに関わる事件をきっかけに、彼らの関係は大きく動き始めることになる。
テッドだけではなく、ロバートが抱える想いも判明し……。
それぞれに抱えるものが明らかになる中で、三人は自分自身の在り方を見つめ直す。
《再会を果たした三人が、それぞれの寄る辺を見つける物語》