あらすじ
僕は「かくしごと」。
そういう名前のあやかしだ。
僕らは、人の「かくしごと」から力をもらって、慎ましく暮らしている。
会社の中の、忘れ去られたような資料室や給湯室。
屋上に続く階段の踊り場。あまり使われていない美術室。
たとえばそんなところに、ときどき生まれる。つかみどころのない、ふよふよ、ふわふわ、でも暗い色。そんなのが僕らだ。
僕がかくしごとをもらう「宿主」はりこ。
とても頑張り屋さんで、素直になれない女の子だ。
しかも今彼女は絶賛片想い中。
隠し事の宝庫だった。
僕の望みは、りこの隠し事からエネルギーをもらい、ずっと一緒にのほほんと生きていくこと。
だけどある日――
※※※
思ったよりたくさんの方に読んでいただき、青春ジャンルで最高3位までありがとうございました。
2020.12.2
妄想コンテスト「隠しごと」にて「ピックアップルーキー」に選出されました。
「上位30位にあと一息だった作品の中で、三か月以内に登録した作者」から選ばれるそうです。
この発表ページに掲載されるだけで、他には特になにもないのですが(笑)
https://estar.jp/official_contests/159478