あらすじ
こちらは「切れない鋏」の二年後、後日譚となります。
本編をお読みになってからお立ち寄りください。
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「綿谷の章 バイバイ、ブラックバード」
ジャズ喫茶「ブラックバード」の店主、綿谷には夢があった。
それはこの店からプロのジャズプレイヤーを輩出すること。いつの日か「こんなところにはいられないよ、さようならブラックバード」と言って旅立ってほしかった--彼のために作ったこの店から、いつの日か彼自身に。
けれど現実は思うようにはいかなくて--
「紗弥の章 ハロー、ブルーバード」
結婚式を前日に控えた紗弥には迷いがあった。
料理もできない自分が結婚して何になるのだろう、何もしなくていいなんて結婚って何なんだろう。
幼い頃に渡された手紙を未だに手放せないでいるのに--
「おまけ 眠る結婚祝」
開店と同時に「ブラックバード」を訪れた武。
綿谷に甘えてしまった、あの時の結婚祝は店の奥で眠っていた。
目の前につきつけられた武は受け取りを拒んで--
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読んでくださった方が登場人物を好きだと言ってくださり、書きたくなったお話です。本編の終わり方では物足りないな、という方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。