あらすじ
美大生のななは、親友・里香の失恋をきっかけに、
彼女が想いを寄せていた颯と再び関わるようになる。
そこで出会った仲間たち。
夜の渋谷が引き寄せる、いくつもの偶然。
ななは、友人・里香を通じて、
ファッションと表現の世界で生きる若者たちと出会う。
颯との距離に、触れそうで触れない感情を抱きながらも、「友達」という関係がお互いを引き留めていた。
駆け出しのデザイナー・颯。
ジュエリーブランドを持つナオ。
やがて、夢を優先する選択が、二人に空白を産んだ。
若さゆえの恋は、言葉にならないまま終わりを迎える。
——四年後。
それぞれの場所で、
それぞれの形を身につけた二人は、再び出会う。
あの頃は選べなかった想い。
すれ違いの中で確かに存在していた青春。
若さという一瞬の「Fashion」を纏い、
二人の再会が必然という意味を成す。