あらすじ
蝉の音だけが、蒸し暑い夏の日に騒がしく鳴り止まない。
小さいころから僕を支えてくれた笑顔の眩しい、君。
「透!一緒に行きましょ。」
そんな笑顔な幼馴染。沙耶は、
———交通事故で死んだ。
現実を受け入れることはできぬまま、日は過ぎていく。
そんなとき、「ようこそ!」という高笑いのような声で招待されたのは遊戯会場。嫌な大人たちが賭け事をしてそうな、赤い床の広々した会場。
「透!ひさし…ぶり?」
そこには、死んだはずの沙耶がいた。この会場がどんなものなのかもわからぬまま進んでいく遊戯。
「沙耶は生きてる…のか?」
この遊戯会場の目的と目の前にいる沙耶の正体とは…