あらすじ

むかしむかしあるところに二つの小さな国がありました。その一つのお城のお殿様にお姫様が誕生いたしました。姫は堅くて丈夫で木目の美しいナラの木から名前をさずかり、「なら姫」と名付けられました。 なら姫は健やかにそして美しく育ちましたが、このお姫様にはひとつ問題がございました。おならです。食べ物によってそのおならは大砲のようにあらゆるものを吹き飛ばしたり、姫自身をロケットのように天高く打ち上げたり、また、おならに引火するとあらゆるものを焼き尽くしてしまうものだったのです。それらの食べ物(大根、サツマイモ、柿)は禁止されてしまいました。 あるときもう一つの国のお殿様が姫の国を我が物にしようと戦の準備を始め、姫をさらってしまいました。ところが、つかまった姫が大根やサツマイモを食べてしまったからさあ大変。お城は吹き飛ばされるし、雲の上のカミナリ様のところに飛んで行くし、逃げる途中食べた柿によってお城も領地も焼き尽してしまいます。 ところが、野焼きの効果で敵の領地は大豊作。力をつけた農民たちは悪いお殿様を追い出してしまいます。 いつしか、秋祭りではなら姫をたたえる歌が歌われるようになりました。

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小説を読もう2026/02/01
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