あらすじ

書と歌を尊ぶ国――メモリア王国。 その国には、神の声を語り、記憶を整える存在がいる。 人々は彼女を神凪、あるいは神の花嫁と呼んだ。 幼い頃から城で育った少女ノエリアは王子アスベルと共に学び、笑い、未来を語ってきた。 彼女はまだ知らない。 自分がいずれ忘れない神 記憶神《セファ=ノア》と深く結びつく運命にあることを。 神はすべてを覚えている。 人が忘れた痛みも、失われた祈りも。 そして、その重さに、静かに壊れかけていた。 神を救うために必要なのは語り部。 だが国は定める。 神は神凪を愛してよいが、神凪は神を愛してはならない。 これは、忘れることを許されない神と 選ぶことを許された人間たちの物語。 記憶は、罪か。 それとも、救いか。

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小説を読もう2026/02/01
  • 現在の作品忘れない神に別れを告げる ―記憶神セファ=ノアと神凪ノエリアの物語―