あらすじ
毎日18時投稿予定。
プロット完成済。100話まで原稿完成済です。
【あらすじ】
「魔力」こそが理のすべてであるこの世界で、俺だけが質量と衝撃で神を殺す。
世界は300年前に滅び、地上は「死の灰」に覆われた。残された人類が逃げ込んだのは、雲を突き抜ける巨大な積層都市「バベル」。
そこは、生まれ持った「魔力」の量が人間の価値を決める、残酷な階級社会。魔力を持つ者は上層で貴族として君臨し、持たざる者は下層でゴミのように扱われる。
最下層の廃棄区画で育った少年・ニルスは、世界で唯一の「魔力ゼロ(完全魔力不干渉)」の体質を持つ。魔法による治療も、身体強化も、生活支援も受けられない。社会から「欠陥品」の烙印を押され、ダストシュートへと捨てられた彼だったが――その体は同時に、この魔法社会における「最悪のバグ」でもあった。
彼の肉体は、あらゆる魔導の干渉を拒絶する「最強の絶縁体」。炎も、雷も、呪いも、彼の前ではただの無機質な現象へと還元され、霧散する。
「魔法? 知ったことか。俺には、鍛え上げた拳と、確かな重みがある」
手にするのは、触れるものの熱を奪い尽くす、旧文明の遺産「魔剣」。足に纏うのは、火薬の爆発で空を蹴り、敵の頭蓋を粉砕する「撃鉄靴」。
これは、世界から拒絶された少年が、最底辺のゴミ溜めから神々の住む頂上(聖域)へ、生身の体ひとつで殴り込みをかける、下剋上ダークファンタジー。
塔を支配する最強の魔導師集団「十席会議」。彼らがひた隠しにする、世界のエネルギー源「黒い泥」の正体。そして、頂上の聖域で眠り続ける、世界の心臓である「聖女アリア」の真実。
理不尽な魔導を、圧倒的な質量と速度ですり潰せ。錆と油と、硝煙の匂いが漂う、スチームパンク・バトルアクション開幕!