あらすじ
見栄のはびこる貴族社会。周りから偽貴族として蔑まれながらも、己の信念を貫こうとするクロエ。
彼女の従者ウルフィンもまた、人狼という偏見の目で見られる従古精霊(リリアンティーカ)だった。
クロエは貴族の娘らしからぬ強さと気高さを持つがゆえに、母からは「あの子は結婚できず幸せに生きられない」と泣かれ、父からは「あんなケダモノとの契約は許せない」と接触禁止の契約を強制されてしまう。
しかし、ウルフィンとのシンクロ率は驚異の99%であり、これはリリアンティーカを重視する貴族社会において異常なまでの高数値であった。
これによって貴族カーストの最上位であることが誰の目にも明らかだったが、それを妬んだ同級生のマコットはクロエを陥れようとする。
はたしてクロエは自分らしさを否定してくる世界で自分らしく生きられるのか――