あらすじ

この街には、住民の“良い行い”を見える化するアプリがある。 ゴミ出し、あいさつ、見守り当番。 小さな善意はポイントになり、暮らしは少しだけ便利になる。 そして――“反省”もポイントになる。 匿名投票で「注意が必要な人」が選ばれ、 選ばれた人は、反省文を書き、奉仕で償い、またポイントを稼ぐ。 誰かのために、みんなのために。 そのはずだった。 几帳面で波風を立てたくない会社員・遠野(とおの)は、 平和なはずの制度が、いつの間にか“罰のシステム”に変わっていくのを目撃する。 しかし止めるには、運用側に入るしかない。 投票は「公平」だ。 だからこそ、誰も罪悪感を持たない。 ――次に選ばれるのは、あなたかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2026/02/01
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