あらすじ
「魔術の使えない能無しが夢を見るな」
ーー少年には魔術の才能が無かった。
アレキサンドラ学園高等部一年、アルトス・クレイ。
彼は中等部の頃から初級魔術も使えず、周囲から蔑まれ、いじめを受けてきた。
それでも、かつて魔王を討ち倒し世界を救った勇者の伝説に憧れ続けた。
魔王の脅威が去ったとはいえ、魔獣被害や国同士の争いで理不尽に奪われる命はあった。ゆえに、アルトスは大切な人が理不尽にさらされたとき守れる力を欲していた。
そんなある日、学園に転校してきた魔術の才に溢れる少女、
そしてその家に住まう最強魔術師達と、
少年は運命を大きく変える出会いを果たす。
これは魔術の才能が無い少年が、
やがて“伝説の続きを紡ぐ者”となっていく物語である。