あらすじ
十六歳のロビンは、教会から新しく認定された少年勇者である。
世は魔王を勝手に名乗る魔物が、世界各地にいくつも勢力を広げる混沌とする時代であった。明るく真っ直ぐな正義感を持つロビンは、人類を救うため、仲間と共に魔王討伐へ向かうのであった。
彼と旅する仲間は、従兄で優秀な武闘家。名高い最強の戦士。最高の魔法使いの三名。そして、何でもできる優秀な従者が付いていたのだった。
‥‥しかし。
実は優秀な武闘家は乱暴者でとんでもない吝嗇家《ドケチ》であり、最強の戦士は各地に住む女に金を貢いでいて、最高の魔法使いは想像を絶するサディストなのであった。
そして、中でも何と従者の正体は、魔族・魔物の頂点に君臨する、史上最強の大魔王だったのである。
少年勇者の前に立ちふさがるのは魔王や魔物だけではない。世界を股にかける謎の暗殺教団。亜人類。野盗団。盗賊団。時には国の諜報機関さえ、自国の欲望を満たすために暗躍するのであった。
負けるな少年勇者ロビン!
人類の平和のために、勇者を助けるクセツヨ三人組の仲間と、誰にも知られずに、勇者を陰から支える大魔王の物語。ここに開幕す!
作者二作目の長編小説です。前作とは少し違う切り口の、王道RPG小説をお楽しみください。