あらすじ
アルフィアは、記憶を失った少女だった。
両親のことも、帰る家も、そして自分自身が何者なのかさえ分からない。
そんな彼女は、ある日、公園の片隅で一人の老婆に拾われる。
まるで紙に書かれた運命のように――その出会いを境に、アルフィアの人生は静かに動き出した。
老婆と共に暮らすうち、アルフィアは少しずつ“普通の少女”としての日常を取り戻していく。
そして、その出会いは彼女を完全に変えてしまった。
実はその老婆には、誰にも明かしていない秘密があった。彼女は――《流星の魔術師協会》に所属する魔術師だったのだ。
魔術に強い興味を抱いたアルフィアは、老婆を師として魔術を学び始める。
やがて時は流れ、穏やかな日々は終わりを告げる。
数年後――
アルフィアは、祖母によって異世界へと捨てられる。
別れの理由も告げられぬまま、未知の世界に放り出された少女。
果たしてアルフィアは、自らの過去と向き合い――元の世界へ帰る道を見つけることができるのか。