あらすじ
「ロザリィ、緊急事態だ。心臓が愛しさで暴走している」
「それはただの動悸です。救心飲んで仕事に戻ってください」
前世は下町工場の社畜エンジニア、現世は「氷鉄の元帥」ことアルベール公爵の専属時計技師。
私の仕事は、彼の胸に埋め込まれた魔導心臓『クロノス・ハート』のメンテナンス……のはずなのだが。
この最強の公爵様、私の前でだけポンコツ甘えん坊(ヤンデレ)に退化する。
しかも、冷却方法は「肌を合わせる」こと、魔力充填は「粘膜接触(キス)」!?
「君以外のメンテナンスなど受け付けない。……私は君だけの最高傑作だ」
「あ、はい。でもそれメーカー保証外なんで」
物理的な故障とイチャつきを履き違えている公爵様と、職人気質が抜けない塩対応技師の、甘々メンテナンス・ラブコメ。