あらすじ
「貴様の罪を、ここで暴いてやる!」 煌びやかな舞踏会で、王太子レオンから身に覚えのない婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢リゼット。 聖遺物『罪割りの鏡』によって断罪された彼女だったが、鏡は彼女の罪――心の奥底に封印していた「怒り」「嫉妬」「欲望」だけを切り離し、もう一人のリゼット(ノワール)を生み出してしまった!
感情を失い「いい子」の抜け殻となった白のリゼット。 欲望に忠実で、傲慢で、とびきり美しい黒のリゼット。 王太子が溺愛したのは、なんと「黒」の方だった!?
「勘違いしないで。貴女が幸せにならないと、私も消えちゃうのよ!」
自分を守るために悪役を演じるノワールと、彼女を取り戻すために「強欲」になるリゼット。 二人のリゼットは、教会と王家が仕組んだ「悲劇のヒロイン」というシナリオをぶち壊し、世界に反撃を開始する。
「私たちの幸せは、私たちが選ぶ!」 痛快で少し切ない、二心同体の悪役令嬢の物語