あらすじ

プラネタリウムの屋上。満月が浮かぶ夜、日枯はフルートの本番を前に、冷たい風と緊張に指を悴ませていた。 音程と音色を整えようとする背後から、柔らかな声が届く。現れたのは、大学生の先輩・空橋玲葉。 「大丈夫」と笑う彼女は、冗談みたいに距離を詰め、ネクタイを結び直し、七色の小さなお守りを手渡した。 星より近いその光に、日枯は気づいてしまう――今夜、自分が向けたい音の行き先を。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/31
  • 現在の作品フルートは、満月の上で