あらすじ
王都で働き詰めだった聖女セラは、戦場向けの体制を理由に辺境へ回される。やっと休めると思ったのに、頭の中の神様は「引き続き勤務」と事務的に業務連絡。休みたいなら“正式な休暇申請”が必要で、しかも代替要員がいないと不可だという。
セラは辺境の村で小神官ルッツや宿屋のマルタ、村人たちと協力し、「軽症は村で、重症だけ聖女」の代替手順と当番表を作り上げる。嵐の夜の急患をきっかけに、村は自分たちで動き、セラは必要な一回だけ祈って救う。
“休むこと”を覚えた聖女が、優しいスローライフを始めるほっこり短編。