あらすじ
婚約者の浮気を卒業パーティーで堂々と宣言され、婚約破棄された令嬢バイオレット。
泣き寝入りするどころか、むしろ肩の荷が下りた彼女のもとへ舞い込んできたのは――侯爵家嫡男ジェフリー・リュースナイトとの婚約話だった。
会ったこともないのになぜ……と訝しげに思っていたバイオレットだが、実は幼少期に助けたことのある少年だった。
病弱で領地に籠もっていた彼は、今や儚げな美貌を持つ侯爵家の跡取り息子。
しかもその見目は、令嬢たちの視線を集めるには危険すぎるレベル。
騎士の家に生まれ、剣も扱えるバイオレットは、彼の目的を「守ってくれる強い婚約者」だと勘違い。
婚約者として彼を守り抜くと決意するが――。
※溺愛展開は後半(かなり終盤)です。