あらすじ

生まれつき視力がほとんどなかった僕には、幼馴染の琴音がいた。 彼女の声、匂い、温もりは知っていたけど、顔だけは見たことがなかった。 新しい治療で視力を取り戻せるかもしれないと聞いて、僕は迷わず手術を決意した。 理由は一つ。琴音の顔が見たかったから。 そして手術は成功。初めて見た琴音は、想像の何倍も可愛くて—— 気づいたら、僕は恋に落ちていた。 ずっと側にいた幼馴染に。 「見えるようになったら、もっと可愛い子を見つけるかもって思ってた」 そう言って泣く琴音に、僕は答える。 「一番可愛いのは、琴音だよ」 見える世界は美しい。 でも一番可愛いのは、琴音その人だった。

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カクヨム
カクヨム2026/01/31
  • 現在の作品目が見えるようになった僕が、ずっと側にいた幼馴染の顔を初めて見たら、一瞬で恋に落ちた