あらすじ
自称「駄天使」のテオ・テスカと小悪魔のような料理人、蘭零琳。
ふたりが出会い、近づき、ひとつになるまでの物語。
登場人物
テオ・テスカ(主人公)
男 人間換算26歳 身長:176㎝ 一人称:おれ
快楽主義の自称「駄目天使」。黄色と蒼のオッドアイを持ち、背中に大きな灰色の翼を持つ。調べたところ「くすみカラー」だと判明、昨今の流行なのでまぁいいかと思っている。気づけば両親がおらず、自分がどう生きればいいのか誰も教えてくれなかったため神の遣いになることをやめた。度々人間界に降りては人間観察をし、人間の生態や風俗、食生活を知るため書物を読み漁る生活を続けていた。ある日空腹に耐えきれず行き倒れ、蘭零琳に保護される。大好きなものは零琳と彼の作るラーメン、たまたま保護した仔猫のチコ。
零琳とは親友以上の存在になりたいが為に、人間の生態から知り得たやや強引なやり方(しかも下手)で度々零琳を怒らせている。
蘭零琳(ラン・レイリン)(相手役)
26歳 男(ふたなり) 身長:165㎝ 一人称:俺
小柄な身体に似合わず、巨大な鍋や包丁の扱いに長けている料理人。月色の瞳に前髪を切り揃えた長い黒髪、首筋にコルセットピアス。
本来男性なら持ちえない女性器を持ち、家族を含め誰からも気味悪がられて10年前に組織に売られた。成り行きで組織に所属し、厨房を任されている。ボスから衣食住の確約と引き換えに身柄の拘束を持ちかけられ、棲家としてマンションも与えられており現在もなんとか生き永らえている。
自分が良しとすることしか行動せず、テオとチコを保護し匿ったのも気まぐれ。しかし今では欠かせない同居人となった。
首筋のコルセットピアスはボスの命令で付けたもの。傷口の化膿止めだと言われた薬を塗った後、一時的に記憶が吹き飛んでいかがわしい行為をされていた。心の片隅では組織を抜けたいとも思っているが、その後の生活をどうすればいいのか分からない為迷っている。