あらすじ
大陸最強と謳われ、魔王を討ち、戦争を終わらせた英雄――ヴァルグリム・レインハルト。
だが勝利の代償は重かった。仲間は散り、守ると誓った王女は陰謀に呑まれ、彼が本当に救いたかった“故郷の小さな町”は地図から消えた。
すべてを終えた夜、ヴァルグリムは古代遺跡の奥で「時戻しの砂時計」を見つける。砂が落ち切る瞬間、世界は反転し、彼は――英雄になる前、十五歳の自分へと“逆行”していた。
二度目の人生。彼はもう、強いだけの剣ではいない。未来を知る最強が、過去の因縁(裏切り、王都の陰謀、魔王復活の兆し)を先回りで叩き潰し、前世で叶わなかった目標――「誰も欠けない結末」を取り戻す。
ただし、本人は超おもしろい。シリアスな場面でも妙に軽いし、口も達者。なのに一番強いから、敵も味方も振り回される。
笑って読めて、最後はスカッと勇気が湧く、西洋風ファンタジー“やり直し最強”物語が始まる。