あらすじ
とある鄙の土地に伝わる、人の弱さを喰らう物語。人々の業に寄り添い、時として枠を越え現実すら侵しうる『忌み憚られるべき物語』の総称、忌譚──。
今宵も惑う者が一人、また一人と犠牲に。
切っ掛けは誰しもが持つ理想願望と、けっして満たされぬ現実との隙間。憤慨、苦悩、逃避。理由はどうあれ一度でも忌譚がめくられ、手を伸ばしそれに触れてしまったのなら身から出た錆で。宵闇に迷い、惹かれ誘われ喰われてしまう。
あぁ怖いもの見たさ? 恐れ知らず?
もし触れたいというなら、ご自由にどうぞ。
自分自身を省みて現下で踏み止まるか、読を糧とし前進できるならば良し。はたまた忌譚の一部と成り果てようと、それは本人しだい。よくよく吟味し、見定めてください。結果の救済破滅はお好きなように。どうなろうと存じ上げませぬ。
──時に。あなたは、自分の全てを差し出しても出会いたい『物語』はありますか? でしたら、是非とも。
(※こちら、途中の展開までは数年前の作品を書き直したものとなっております)
©️2026 I'm who?/哀無風