あらすじ
「吸血鬼は、元は人間でしょう。
見た目も人間のときとまったく変わらないし、記憶だって失ってない。
人格も生きてたころそのものです。」
「だが、そいつはもう人間じゃない。
人の生き血を啜るのだから。」
大正の女学校を舞台にした、蘇った死人である吸血鬼にまつわる怪談。
女学生エツコは、放課後に同級生たちが怪しい儀式をしているのを目撃する。
血液を集めて"人助け"をする女生徒の集まり、放課後血液クラブの儀式であった。
エツコはこのことを担任教師凛太郎に相談する。
凛太郎は吸血鬼退治を副業としている男だった。
「吸血鬼は残らず退治せねばならぬ。」
集めた血液を受け取っている吸血鬼を退治しようとする凛太郎のため、エツコは放課後血液クラブを調査する。
そしてエツコは悲しい結末を目にすることになる。