あらすじ
飛竜騎士採用試験の日、カイルは空から墜ちた。
事故と処理されたその出来事は、彼から「空に出る資格」と未来を奪い去る。
飛べなくなり地上に降ろされた彼は、地上騎士団の片隅で無為な日々を送る。
そんなカイルが出会ったのは、飛行能力に問題を抱え「使えない」と判断された飛竜・グラウと、若き竜整備士ミレイア。
空を飛べない竜と、空に恐怖を抱いた騎士。
どちらも“欠陥”として切り捨てられた存在だった。
二つの“欠けた存在”が、地上から選び直す。
これは、恐怖と戦いながら、それでも再び空へ向かうことを願う物語。
挫折からの復活。
だがそれは、綺麗な英雄譚ではない。