あらすじ
日本政府が極秘裏に運営する、孤島の特別進学校――
私立ネメシス学園。
そこに集められたのは、
IQ140以上、かつ将来“芸術的犯罪”を起こす可能性を持つ
犯罪偏差値99の天才少年少女たち。
彼らの授業内容はただ一つ。
「誰にも解かれない“完全犯罪”を、論理だけで設計せよ」
教師を欺き、クラスメイトを騙し切った者だけが、
無罪放免で社会へ戻れる。
そんな狂った教室に――
ただ一人、何の才能もない“凡人”が紛れ込んだ。
九条カナタ、16歳。
ミステリー知識ゼロ、犯罪願望ゼロ、異能ゼロ。
しかし彼は気づいてしまう。
天才たちの完璧な犯罪計画が、
「生活感覚」という名の初歩的な矛盾で、次々と崩れていくことに。
これは、
殺人鬼予備軍たちの“美しい完全犯罪”を、
一人の凡人が常識という鈍器で粉砕していく物語。
――そして、
彼の無色透明さに興味を持った、
最凶にして最美のヒロインが微笑む。
「ねえ九条くん。あなた、私のトリックを壊せる?」