あらすじ
町はずれの小さなパン屋で働く、パン屋の娘。
特別な才能も野心もなく、
「美味しいものは正義」と信じて、毎日パンを焼いている。
ある日、旅の途中の青年が店を訪れる。
焼きたてのパンに一目惚れした彼は、
実は米を主食とする国の王子だった。
パンを国に持ち帰るため、
金や地位や名誉で口説いてくる王子。
けれど、パンが好きなだけの娘は、まったく靡かない。
それでも諦めない王子は、
ついに「妻にする」と告げる。
パンの香りに包まれた、
ふわふわで、もちもちで、
少し甘い王道ロマンス。
美味しいものは、やっぱり正義。